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●はじめに + 趣旨
こんにちは。
皆さん ポケモン剣盾 遊んでらっしゃいますでしょうか。
本作のWi-Fi通信対戦「ランクバトル」では、マスターボール級に昇格後、他のトレーナーに勝利をすると「マスターランクリボン」が獲得出来ます。
Wi-Fi関連のリボンとしては、過去には第4世代に「ワールドアビリティリボン」が存在しており、こちらは現在DSのWi-Fiサービスが終了し新規入手が不可能となっています。
順当に考えると、このマスターランクリボンも今後入手が出来なくなる可能性が高いです。
ポケモン剣盾は2022年10月現在においても、一部のケースでしか所謂乱数調整が行えず、殆どが厳選作業でしか出現確率の低いポケモンを入手出来ません。
そのため、「ポケモン剣盾での入手困難なポケモン+マスターランクリボン」の組合せは、将来的に非常にレアなポケモンとなる可能性を秘めています。
が、ここで問題が1つ。それはこのリボンの入手が出来るのはいつまでなのか?というもの。
現状判明している情報は以下のものです。
①ポケモン剣盾のランクバトル、シリーズ14はサービスが終了するまで継続。
→サービス終了時期がいつになるのかは現在不明
②ポケモンSVにもランクバトルは続投
→マスターランクリボンが続投されるかは現在不明
→別のリボンに変更される可能性や、そもそも廃止となる可能性も有
このように、かなりの不確定要素を抱えている状態となっています。
更に加えると、
③ポケモンSVに登場しないポケモンは、剣盾のサービス期間を過ぎてしまうと二度とマスターランクリボンの入手が出来なくなる
という問題があり、仮にポケモンSVでマスターランクリボンが続投であろうと、ポケモン次第ではリボンの新規入手が不可能となってしまいます。
・ではいつまでに入手をすれば良いのか?
→気持ちよく新作を迎えられるように、ポケモンSVが発売されるまでに全て集め切りましょう
・そもそも剣盾での入手困難なポケモンとは?
→それをこれからご紹介いたします
どうぞご覧ください。
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以下常体
個体条件に色違いが求められる場合は赤字で色違いと表記。
また、確率の掲載をしているものは全て「ひかるお守り」「証のお守り」込みでのもの。
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●ガラル本土編
①配信ポケモン
ゲーム内では入手不可能なポケモン。大抵が専用のプレシャスボールに入っている。
公式から定期的にイベント等でデータが配信されており、取り逃がした場合は2度と入手が出来ない。
そのため、マスターランクリボンを付与できた場合、期間限定ポケモン+期間限定リボンという分かりやすい強さが発揮される。
本作では殆どが共通シリアルコードでの配信であるため、これまでの配信ポケモンと比較するとそこまでの希少性は無いものの、個体値はランダムな事が多く、かつ受取時に強制セーブという仕様上、攻撃や素早さの個体値が0〜1のポケモンであればレアリティも高くなっている。
伝説のポケモンは個体値が3v以上確定であるため、他の配信個体らよりもピンポイント低個体値の入手が困難
②イベントレイド限定ポケモン
乱数調整:可
本作特有の「擬似配信個体」とでも呼べるポケモン。
特定のダイマックスポケモンとのレイドバトルが発生するイベントが定期的に配信されており、データの受信をすると一部ピックアップされたポケモンの色違い出現率が増加する等の措置が施されている。
その中には、このイベントレイドでしか入手出来ない組合せのポケモンが存在しており、具体的には上記に掲載しているような
●マスター+アローラ御三家
マスターボールが孵化遺伝しないため、イベントレイドでの捕獲のみ。
(他のボールは捕獲後に孵化厳選が可能)
●サファリ/コンペ+アローラリージョン
ボールの使用機会がこれまで限られており、リージョン進化との組合せはイベントレイドでの捕獲のみ。
(サファリ+アローラライチュウ/ガラガラらは元々実現可能)
中国語の選択が可能になった第7世代以降、ダルマッカ/ヒヒダルマが野生出現せず、唯一の捕獲機会がイベントレイドのみ。
と、これらの個体が該当する。
色違いエフェクトは星形と菱形共に存在はするものの、乱数調整を用いる場合は任意のエフェクトでの出現も可能となっている。
③色違い+孵化限定ポケモン
本作の色違いポケモンは、殆どが上記レイドバトルや後述の野生での乱数調整で捕獲可能であるが、現在でも厳選でしか入手出来ないポケモンが存在する。
それが孵化でのみ入手可能なポケモンであり、野生・レイドバトルで出現のしないガラル御三家を筆頭としたものである。
孵化で色違いを狙う場合、基本的に国際孵化での厳選を前提としており、その場合の色違い出現率は1/512となっている。
また、エフェクトは星形が15/16、菱形が1/16、更に御三家らの♀率は1/8であるため、纏めると
●色違い:1/512
●♀色違い:1/8 × 1/512 = 1/4,096
●菱形色違い:1/16 × 1/512 = 1/8,192
●♀菱形色違い:1/8 × 1/16 × 1/512 = 1/65,536
となっており、拘りたい場合は1/65,536の確率に挑戦してみるのも良いだろう。
その他にも、孵化でのみ入手可能なポケモンは
●ガンテツ/ウルトラ/サファリ/コンペ+ポリゴン
●サファリ/コンペ+ホウエン御三家
●サファリ/コンペ+カラナクシ(にしのうみ)
これらが存在はするものの、現在はBDSPの孵化乱数調整で入手も可能となっている。
④色違い+復元産化石ポケモン
6番道路に居るウカッツへ化石を2種類渡すと復元をしてくれる。
本作の化石ポケモンは合成復元という手法であるため、タマゴグループが存在せず色違いを狙う場合は化石を大量に確保してからの連続復元が主流となっている。
この復元産化石ポケモンは、ひかるお守りが無効であり色違い出現率は1/4,096、エフェクトは星形が15/16、菱形が1/16であるため、纏めると
●色違い:1/4,096
●菱形色違い:1/16 × 1/4,096 = 1/65,536
となっており、こちらも拘りたい場合は1/65,536の確率に挑戦してみるのも良いだろう。
冠の雪原ではレイドバトルで化石ポケモンが出現するようになったものの、隠れ特性固定という仕様から、通常特性は現在でもこの復元作業でしか入手が出来ない。
⑤色違い+証持ちポケモン
乱数調整:可
野生のポケモンを捕獲した際に、一定の確率で所持している新要素。
この証は44種類存在し、大まかに「ときどきみる」「時間」「天候」「雰囲気」「みたことのない」「釣り」、例外の「カレー」で分類されており、証によって所有率も変動している。
本作の二つ名要素が1つのリボン若しくは証しか選択できないため、マスターランクリボンと証の同時取得をしても他の掲載個体と比較するとそこまでの旨みはないが、1種のタイムアタック要素としては面白さもあるだろう。
野生の色違い出現率は1/1,365であり、こちらはエフェクトが菱形の個体しか基本的に出現しない。
星形エフェクトも厳密には出現可能ではあるものの、その確率なんと1/5,965,232というとんでもない確率となっている。どう見ても設定ミスだろこれ
そのため星形エフェクトは勿論な事、その上に証持ちとなると到底入手不可能な確率であったが、現在は野生乱数調整が開拓され任意の証+エフェクトどちらも狙えるようになった。
余談であるが、星形色違い+ひとをしらない証の出現確率は両お守り込みでも約20億分の1とされている。
●星形色違い+ひとしら:1/5,965,232 × 3/1,000 = 1/1,988,410,666
⑥色違い+カレーの証持ちポケモン
その例外の証。
本作のサブコンテンツ、「キャンプ」でカレーを調理した際に、一定確率でカレーの匂いにつられたポケモンが来訪し、仲間にする事で入手可能な証。
ポケモンの来訪率は調理したカレーの美味しさにより変動し、最大のリザードン級であれば約1/5程となっている。
但し、ひかるお守りが無効であり色違い出現率は1/4,096、エフェクトは星形が15/16、菱形が1/16である。
他の掲載個体と比較すると1回の試行時間が非常に長く、菱形色違い+カレーの証は本作の中でも最難関要素の1つである。
●DLC:冠の雪原編
⑦個体値0〜1+ウルトラ+ブリザポス/レイスポス
掲載している個体は素早さの個体値が0のブリザポスと、攻撃の個体値が0のレイスポス
冠の雪原から追加された新たな伝説のポケモン。を、捕捉率0.1のウルトラボールで個体値厳選するというもの。
追加ストーリーの「豊穣の王伝説」ラストの合体バドレックスを捕獲し、キズナのタヅナ使用後に分離させる事により個体値の確認が可能となっている。
バドレックスの厳選は、攻撃の個体値であれば「ちからをすいとる」、素早さの個体値であれば「きんちょうかん」で事前に確認が可能であり、目的の個体が出現さえすれば後は1回捕獲するだけで済むのに対し、
ブリザポスとレイスポスの厳選はその仕様上、毎回全ての合体バドレックスをウルトラボールで捕獲するというとんでもない厳選作業となっている。
本作ではウルトラボールの調達が非常に面倒となっており、その難易度に拍車を掛けている。
⑧ーA:色違い+ドリーム/サファリ/コンペ+3〜4世代レジ系
⑧ーB:色違い+レジエレキ/レジドラゴ
こちらも追加ストーリーの「巨人伝説」で出現する伝説のポケモン。
第3〜4世代のレジ系ポケモンは、これまでの作品でも捕獲可能でありドリーム/サファリ/コンペボール入りの個体が新解禁となる。
対して、第8世代のレジエレキ/レジドラゴは新たな伝説のポケモンであるため、どのボールで捕獲をしても良い。
このレジ系ポケモンらは、ひかるお守りが無効であり色違い出現率は1/4,096、エフェクトは星形が15/16、菱形が1/16であるため、纏めると
●色違い:1/4,096
●菱形色違い:1/16 × 1/4,096 = 1/65,536
となっており、拘りたい場合は1/65,536の確率に挑戦してみるのも良いだろう。
項目の⑦同様、ウルトラボールでの捕獲が非常に困難となっており、色違いが出現してからの一発勝負という仕様上、菱形色違い+ウルトラ+レジエレキ/レジドラゴは本作の中でも最難関要素の1つである。
⑨色違い+ドリーム/サファリ/コンペ+伝説のポケモン/ウルトラビースト
「ダイマックスアドベンチャー」で挑めるマックスダイ巣穴4戦目に出現する、伝説のポケモン/ウルトラビーストを撃破する事により任意のボールで確定捕獲が可能。
色違い出現率は1/100であり、このDAで出現する色違いポケモンは全てエフェクトが星形となっている。
難易度は当然ポケモンにより変動し、中でもグラードン・カイオーガ・パルキア・ジガルデらは非常に強力であり、これら「DA強個体」の色違い厳選は困難とされている。
なお、第6世代から伝説のポケモンの個体値は3v以上確定であったが、このDAで出現するポケモンは4v以上が確定とされており、個体値0〜1の厳選がこれまでよりも高難易度となっている。
そのため、菱形エフェクトこそは存在しないものの、個体値0〜1+色違い+DA強個体は本作の中でも最難関要素の1つである。
⑩共に戦ってきたポケモンたち
これに関しては「リボンを付けると強くなるポケモン」ではなく、「強くなったからリボンが付いたポケモン」になるだろうか。
ここまで進行しておいてではあるが、マスターランクリボンは期間限定という性質上、入手困難なポケモンに付与をする事により更なる希少性を見出す事が可能ではあるものの、単なる希少性の観点だけではなく思い出のリボンとしても機能している。
なぜならこのリボンは、共にランクバトルを勝ち抜いた れっきとした「証」なのだから。
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●おわりに
ポケモン剣盾では、このような入手高難易度個体が多数存在します。
ポケモンSVが発売されるまで、まだ残りひと月の期間がありますので、「発売までの残り期間、何をしよう」と思っているそこの貴方、是非高難易度個体の厳選をしてみてはいかがでしょうか?
ポケモン剣盾の投稿記事はこちらが最期となります。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。
特に2020年から見てくれてる方はマジで
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◆次回予告
・ポケモンGOとの連動で何が出来るのか
・ポケモンGO限定の個体とは何か
・ポケモンGOの入手高難易度個体とは何か
構想すらまだ出来てないので、これは投稿できるか分かりません━━━━━━━━
◆関連記事
以上
●長いおまけ
◆見送り編
・ウルボ色菱レジエレキ&レジドラゴ
初期案では⑧の項目をこの2匹にする予定であった。
不採用:
①構想途中でレジ枠に「ドリサファコン色菱旧レジ」が必要な事に気がつく(去年の秋)
→エレキドラゴ+スチル何か の2×2にする予定であったが、スチル以外がロクにドリサファコンと合わない
→厳選できない
→新レジ最強のレジエレキと旧レジ最強のレジスチルの構図にする事とした
・真作色証ヤバチャ
おそらくほぼ全てのユーザーが認知しているであろう有名個体。
不採用:
①野生乱数調整が開拓され、真作色証ヤバチャの乱数調整が容易に出来るように
→態々ヤバチャ枠を設ける必要がなくなった
②現時点でヤバチャはWCS配信の個体が一番強いため
→仮にヤバチャを掲載する場合はWCS個体
流石に証枠で「証・ヤバチャ・カレー証」の3枠も設けられなかった。
・チホコの色違いポケモン
鎧島にランダムで出現するポケモンを交換してくれるNPC。なんと色違いも貰える。
不採用:
①親名が「チホコ」なだけで、他は何ら通常の個体と変わらず面白くないと判断
②チホコを追加する場合、唯一の鎧の孤島枠を設ける必要性があり まあまあ気まずい
色違いの交換率は1/4,096なので、厳選難易度は星形レジ系より少し上な程度。
◆ポケモン剣盾 ボールの強さランキング
下に行くほど強いぞ
・第5位:ドリーム/サファリ/コンペボール
項目⑨や、その他にも本作で数多の新解禁要素を叩き出している点から第5位に。
単純なボールの入手難易度の観点からで行くとサファリボールとコンペボールが剣盾内の2強である。
・第4位:ウルトラボール
項目⑦・⑧において条件化を図れる点から第4位に。
本作ではウルトラボールの入手がかなり面倒にされてしまった事から、別に伝説のポケモンに限らず野生色違いに投球しても十分なポテンシャルを引き出せる。
・第3位:マスターボール
正確には「特定条件下におけるマスターボール」。
「上級マスターボール」とでもいったところか。
本作における条件化対象は当然ながら項目②の個体である。
なお、本作に限らず過去作においてもマスターボールで捕獲をする事により条件化が成立する個体が複数体存在する。
→過去記事:その世代でのみ入手できるポケモン&要素
・第2位:ハイパーボール
こちらもその真の姿は「上級ハイパーボール」。
項目⑥の、ポケモン剣盾内で最も入手困難なカレー色証ポケモンが入る事となる。
カレー色証のみであればモンスター・スーパー・ハイパーボールいずれも同列であるが、今後ポケモンGO経由でハイパーボール入りのエースバーンらが解禁予定である事から、今回はノリでハイパーボールのみとしている。
・第1位:プレシャスボール
不動の第1位。
剣盾から配信システムがガラリと変わり、文字通り誰でも入手できるラインにまで到達、というより地に落ちてしまったかと思いきや、2022年度から息を吹き返した。
22年10月現在、ポケモンGOの要素を含めたとしてもプレシャス>ハイパーの序列であるが、果たして第9世代以降は…?
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●おわりに②
自分が以前から投稿しているこの手の記事ですが、あくまで自分は「書きたい」のではなく「見たい」側のユーザーです。
ここまでご覧頂いたそこの貴方、次世代ではこのようなジャンルの記事を投稿してみませんか??