入手方法が特殊なポケモンとは。
記事を投稿しておいて何だが、我ながらその基準は全く明確ではない。
通常プレイでは入手できないものの、受取さえすれば問題のない(受け取るだけでいい)配信個体は今回のカテゴリとしては面白くなく、
その他にも色違い幻のポケモンなど非常に希少なポケモンも存在するが、色違いのミュウ(孤島)やジラーチ(WISHMKR/CHANNEL)辺りは大体のユーザーが認知もしているため今回は除いた。
要は「ありきたりなポケモン」ではなく、「そういうのが居るのか・実現できるのか」と思われるようなポケモンである。
しかし、そのようなポケモンを思いつくのも中々に難しい。
ただ、ある程度は自分の中でも整理はできているため、今回はそれらのポケモン・入手法を掲載していく。
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・Lv.20未満のUMA
ポケモンGOでは現在6世代までの伝説のポケモンが実装されており、レイドバトル撃破後にPL20の個体をプレミアボールで捕獲する事が可能となっている。
(PL:ポケモンGO内でのレベル。ポケモンHOME転送後はPL=実際のレベルとなる)
しかし、UMAのみがレイドバトルだけでなく通常の野生ポケモンと同じくフィールド出現をするようになっている。
但し出現率が恐ろしく低く、具体的には仮に24時間自由な人間が常に日本中を渡り歩いたとしても遭遇できるか怪しいラインとなっている。
令和における、究極の幻のポケモンである。
・中国語+アンノーン
中国語が選択できるようになったのが7世代からであり、その7世代や現在の8世代においてもアンノーンは野生で出現せず(8世代では存在すらせず)、
かつ孵化もしないためポケモンGOで捕獲した個体を中国語のポケモンHOMEに転送した場合のみ、この条件のポケモンが入手可能となる。
このアンノーンであるが、ポケモンGOでは通常まず出現すらせず、イベント時にのみ色違いが狙えたり、特にプレミアボール入りの個体はレイドバトルの超低確率色違いを引くしかないなど、かなりの希少個体となっている。
バトルリーグ:モンスター・スーパー・ハイパーボール
レイドバトル:プレミアボール
まず中国語のダークライについて。
こちらも上アンノーンと同じく、ポケモンGOのレイドバトルで捕獲した個体を中国語のポケモンHOMEに転送する事により入手可能。
ただ、この色違いのダークライは当時レイドバトルの前にバトルリーグ(剣盾でいうランクバトル)での報酬として先行実施されており、それがとんでもない内容となっている。
具体的には、イベントは20年3/6〜3/9の4日間で「1日25試合まで対戦可」「1タームの区切りは5試合」「4勝すると報酬が貰える」「報酬個体はダークライ含め約10種類の中からランダム」というものであり、整理すると
①5試合中4勝する(まずこれが一番きつい)
②報酬個体約10種類の中からダークライを引き当てる
③そこから更に1/20で色違い
このように非常に難関な個体である。
更に、このイベントのレギュレーションがマスターリーグ(CP上限無)となっており、その関係上ポケモンGOのTLをMAXの40まで上げていないと、そもそも実質的な参加権すら無いという状態であった。
そして挙げ句の果てには、イベント初日の半日近くは運営の不手際でダークライの色違いが実装されていなかった(試合消化数も返還されず)。
あまりにもツッコミ所が多すぎて「んなもん持ってるの居るのか〜!?」と街中を全力ダッシュしながら叫びたくなる程である。
筆者目線から見て、ここ数年どころかポケモン史上の中でも最上位級レアリティの個体である。
・個体値厳選可能+中国語+菱形色違い+マスター+ポリゴン
9/20のポケモンGO コミュニティデイのイベントに伴い解禁されたポケモン。
✨日本で「Pokémon GO コミュニティ・デイ」が始まりました!
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2020年9月20日
バーチャルポケモン「ポリゴン」をつかまえましょう!
運が良ければ色違いの「ポリゴン」に出会えるかもしれません!✨ #PokemonGOCommunityDay #ポケモンGO pic.twitter.com/nlMmA78m8z
ルートはGOで色違いを捕獲→進化させずにピカブイへ転送(ポリゴン2にすると転送できず)→ピカブイからホーム経由となる。
ポリゴンは現状、
野生での出現:6世代(ORAS)まで、7世代以降では出現せず
中国語:7世代以降で選択可能
と、野生産マスボ入り+中国語の両立が不可能であったが、とうとうそれが叶うことに。
元々ピカブイでは野生のポリゴンが出現し、当時から実現は可能ではあったものの、出現自体が低確率のポリゴンの色違いを狙う事自体厳しく、
個体値もランダムのため、A0やS0などの個体値厳選も考慮すると中々に非現実なものであった。
なお、個体値に関してSはピカブイでのサファリゾーン捕獲時のリセットで厳選可能であるが、Aに関してはポケモンGO内のA個体値を参照するため、厳選はGO内で行う必要がある。
また、個体値計算においては
A/B=GO内での個体値×2+1
となるため、本来であればA個体値1でも実値最低になるものの、転送をするとA個体値が3に上がってしまう。
そのため、最低値であるA個体値1を狙う場合には、GO内でA個体値0を引くしかない。
・Lv.1進化済ポケモン
ポケモンGOでは、PL(ポケモンレベル)というものが存在し、野生で出現をするポケモンはPLが1〜35と設定がされている。
このようにポケモンの周りにあるバーのポインタでPLの確認が取れる。
その捕獲したポケモンをピカブイへ転送した場合、ポケモンのレベルはPLを参照するため、PL1で捕獲したサイホーンをGO内でサイドンに進化させ、転送することにより実現可能となる。
観賞用&Lv.1戦では非常に有用となるだろう。
これ完全に小ネタだろ…
・500年前のマギアナ
500年前に発明をされた、当時の姿のマギアナ。
7世代時の解析情報から存在を確認されており、よく間違われていたが色違いではない。
今年からリリースのされたポケモンHOMEにおいて、全国図鑑の完成をさせる事により入手のできるポケモン。
ただしこの全国図鑑の完成というのが、本編の光るお守りと違い、幻のポケモンも登録をする必要がある。
これに関しては外部作必須のメルタン系統や、近年しばらく配布のされていないマナフィやゲノセクトらも必要になるため、普通のユーザーではまず中々入手が難しいと思われる。
(とある方法で簡単に入手もできるのだが)
・色違い+メルメタル
まず、メルメタルの入手についてだが、必要なものがポケモンGO/ピカブイ/ポケモン剣盾の3点であり、
ポケモンGOでピカブイのデータと連動させる事により、GO内でメルタン出現の専用アイテムが手に入る。
そのアイテムを使用する事により、一定時間内に複数匹のメルタンがフィールドに現れ捕獲できるようになる。
(なおこのアイテムの再使用にはインターバルがあり、数日経過する必要がある)
メルタンをGO内で進化させピカブイへ転送し、さらにピカブイ経由でホームに預け入れ&引き出すことにより、初めてポケモン剣盾への輸送が可能になる。非常に手間がかかる。
それで肝心の色違いであるが、こちらがなんと昨年のイベント期間中のみポケモンGOで入手できるようになっており、現在色違いメルタン・メルメタルの入手は不可能となっている。
さらに一番の問題点として、この色違いメルタンの出現が低確率となっているため、「期間中にイベントをこなしていても1匹も入手できないプレイヤーが多数存在している」ことである。
つまるところ、色違いメルメタルを入手するには「ピカブイを購入していて」「イベント期間中にポケモンGOをプレイし」「その期間中に色違いメルタンを引き当てる」必要がある。
最早意味不明にも程がある。これほんとにポケモンか??
2018年に配信された、3DS向けバーチャルコンソール、ポケモンクリスタルで解禁されたポケモン。
本来であればセレビィとの遭遇にはとある外部機器が必要であり、そこから野生遭遇が可能になっていたものの(現在利用不可)、
VC版ではなんとストーリーをクリアするだけでセレビィイベントをプレイできるように。
当時のポケモンにブロックルーチンもある訳がなく、これにより固定リセット厳選で色違いを出せるように。
また、VC産は本家へ転送する際に夢特性となるため、これにより同時に「夢特性(色)三犬」も解禁された。
前売り券色セレビィ
— ラルク (@MellkMal) 2020年8月7日
赤いセレビィぞ!にプレシャスは相性抜群
ちなみに
「NNの付けられる色セレビィ」はVCクリスタル個体のみで、
「中国名の色セレビィ」はこの前売り券個体のみ
これ豆知識な
#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/KDKo45hZxg
・NN変更可+任意ボール+アルセウス
アルセウスといえばプレシャスボール。
プレシャスボール以外のアルセウスといえば、謎の場所からの始まりの間産。
という印象が強いと思うが、実は一度だけアルセウスを捕獲できる機会があり、それは2010年に行われたPGLのポケモン総選挙である。
この総選挙で1位となったアルセウスは、ゲームシンクを通すことによりハイリンクの森に出現をし、そこで任意のボールでの捕獲が行え、かつNNもつけられる。
現状ここまで自由にカスタマイズのできるアルセウスはこれのみである。
なお、韓国のみ独自で総選挙をしており、1位を獲得したレックウザがハイリンクの森へ出現をしたことにより、韓国版のみ「ドリームボール入りのレックウザ」が実現可能となっている。
アルセウス+ハイパーボールの組み合わせ、格好良すぎでは。
・マスター+化石ポケモン(過去形)
ご存知の通り、化石ポケモンは野生では出現をせず化石からの復元となるため、基本的にボールはモンスターボール固定となる。
しかし、5世代でのPGLハイリンク産のみ、アルセウス同様野生遭遇が出来、その個体に任意のボールを入れる事により孵化遺伝での量産が可能。
ただ、当然マスボは孵化で遺伝できず、直接自分自身でPGL〜ハイリンクまで作業を行う必要がある。
したがって現在非常に希少な個体となっている。
ハイリンク産は夢特性固定となるため、通常特性のマスボ個体に関しては、現状初代化石の3匹のみGOで捕獲した個体をピカブイへ転送、後にピカブイでマスボ捕獲する事により実現可能。
また、ポケモンGOのレイドバトルでは色違いが出現するため、「色違い通常特性マスボプテラ/オムスター/カブトプス」はこのルート限定である。
・海外柄ビビヨン
コレクター大好き、海外柄ビビヨン。
3DSにはリージョンロックが施されており、仮に北米版でのプレイをしたい場合、北米版3DSと、北米版ソフトの2つが必要となる。
新たに態々本体追加をせざるを得ない時点で手を出しにくい上、北米版はamazonや楽天市場などで販売されていたりするが、
欧州版においては国内の通販サイトでは中々販売されておらず、基本的に輸入をする必要があるため、国内でも所有者が少ない。
そのため、特に欧州柄ビビヨンは非常に希少性が高い。
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気が向けば追加更新
ほか何かこういうのある??